国試を攻略するための評価
【本記事のポイント】
・国家試験を効率的に突破するための評価
・星が多いということは、それだけ得点しなければならない問題
・星が少ないということは、得点しなければできなくても仕方ない問題
・一般的な難易度を示す評価基準ではないということ
評価が必要な理由
はりらぼ!は国家試験をいかに効率よく突破するかを目的に活動しています。
この効率よく突破することを少し深堀したいと思います。
鍼灸国家試験は他の医療系国家試験とは異なり、合格ラインが6割と明確に定められている絶対評価の試験になります。
絶対評価の試験においては6割以上得点できれば合格である=即ち4割は間違えてもよい試験であるといえます。
この4割間違えていい問題をどう選別していくかが一つ国家試験の勉強において重要になってくるわけです。
この間違えていい4割を導き出すポイントは、「合格者の大半が正解しているかいないか」にあると考えています。
・その年度における合格者の大半が正答している問題=得点しなければならない問題
・その年度における合格者の大半が誤っている問題=得点しなくてもよい問題
と一つ分類して基準を考えた際に、得点しなければならない問題(合格者の大半が解答できている問題)に正答出来ないことは、国家試験合格の道からかけ離れていることとなります。
もちろんこの問題だけでなく様々な問題にも反映され、また問題においても大半にはばらつきがあるため、そこを可視化しつつ私たちの知見を加えた評価がこの5段階評価となるわけです。
はりらぼ評価の詳細
はりらぼ!の基準を以下に表示します。
評価 | はりらぼ基準 |
---|---|
捨て問題or趣味問題 | |
7割前後得点できる | |
解ける・解けないが合格を左右する | |
最低限抑えておくべき | |
解けないと合格は厳しい |
これら以下から基準・感覚について記載する。
(星5つ)
“解けないと合格は厳しい”
分野や科目において当たり前のように知ってるべき基礎知識が問われていたり、過去に何度も出題されていたりするような、いわゆる国試での度定番の問題がここに分類されます。
このレベルが解けないと合格はかなり厳しいと思います。
基本的な用語の復習や科目全体の概要理解を含めて勉強に臨みましょう。
(星4つ)
“最低限抑えておくべき”
類似問題が過去に出題されていたりと、頻出ではないものの試験においては王道とされるような問題を分類しています。
鍼灸国家試験に合格するにはこのレベルは最低限解けないと、合格水準に持っていくまでには時間がかかるレベルです。
基本的な用語や科目全体図は理解しているものの、どのようにそれらの知識を活用するかがわかっていないので、過去問と教科書を比較しながら勉強するといいかと思います。
(星3つ)
“解ける・解けないが合格を左右する”
いわゆる合格を左右するようなレベルの問題がここに分類されます。
ある程度の問題を4択から2択には絞れる状態だと思います。
教科ごとにおける基本の知識に加えて、副次的知識を学ぶ必要があるかと思います。
(星2つ)
“7割前後得点できる”
全体の試験難易度を引き上げたり、少し手を止めて悩むような問題がここに分類されます。
ほとんどの問題に対して、誤った選択肢を自信をもって消して、1択に絞れている状態だと思います。
よほど大荒れしない限り、合格するぐらいの知識を保持しているでしょう。
(星1つ)
“捨て問題or趣味問題”
いわゆる重箱の隅をつつくような、基本的に得点できなくても仕方無いような問題が分類されます。
このような問題は基本的には悩むだけ時間の無駄で、他の問題にその分時間を費やすなりした方が良い問題です。
このような手の問題は傾向と対策においては全く役には立ちませんが、一方で知っておけばワンポイント的に選択肢が消せたりと役に立つ可能性も秘めているかと思います。
活用の注意点
本評価は難易度等で評価していないことに注意してほしい。
国試科目の分類について
はりらぼでは上記の評価に加えて国家試験科目を3つに分類しました。
識別色 | 分類 | 科目名 |
---|---|---|
水色 | 基礎科目 | 解剖学 生理学 東洋医学概論 経絡経穴概論 はり理論 きゅう理論 |
ピンク | 臨床科目 | 臨床医学総論 臨床医学各論 リハビリテーション医学 東洋医学臨床論 |
蛍光緑 | マイナー科目 | 医療概論 衛生学・公衆衛生学 関係放棄 病理学概論 |
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