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【東概】31 回鍼灸国試解説【問98】

目次

まずは問題を解いてみよう

第31回 鍼灸国家試験 問題98

問題98

六淫で生風を特徴とするのはどれか。

解説

この問題の意図

東洋医学の用語について理解しているか問われた問題

用語の解説

生風とは

火熱が人体に侵襲し、ある期間停留した状態のことで、眩暈や痙攣、振戦などの症状が起こります。

選択肢の解説

風 邪

火熱とは関係ないので解答ではありませんね。

燥 邪

津液を損傷させるという意味では同様ですが、乾燥によって津液を損傷させるので、火熱とは関係がありませんね。

暑 邪

暑邪は、夏季に限って出現する熱邪のことです。

火熱というよりも程度が低い温熱の性質による症状が多く、高熱や大量発汗、口渇などの症状が出現します。

火 邪

これが解答です。

温熱の性質に加えて上へ向かうという特徴が追加されるのが火邪です。暑邪よりも強くなったものが火邪という認識でしょうか。

これらより導き出される解答

上記より答えは「火 邪

まとめ

今回は、暑邪と火邪で惑わされるような問題だったでしょうか。このようなどちらかわからないような場合もありますので、しっかりと症状自体がどれによって起こるかを=で覚えておくのもありかと思います。今回であれば、「生風」=「火邪」という感じでしょうか。少しでも点数が取れるようにしていきましょう。

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