目次
まずは問題を解いてみよう
解説
この問題の意図
鍼尖の形状と刺鍼の方式を理解しているか
用語の解説
打鍼法とは
安土桃山時代に、御薗意斎(みそのいさい)が大成したといわれる鍼法。
鍼の柄の先端を特殊な小槌で数回叩打して刺入する。鍼は、長さ2寸の全体がスリオロシ形になっている。
選択肢の解説
卵 形
鍼尖が卵のように丸みをおびており、曲がりにくいが刺入しにくい。打鍼法では用いないので誤り。
松葉形
鍼尖の上部9mmぐらいから細くしており、弾入用として刺入しやすく疼痛が少ない。管鍼法で用いるので誤り。
ノゲ形
鍼尖の上部1.5cmぐらいのところから細くしている。撚鍼法で用いるので誤り。
スリオロシ形
鍼体の途中より順次細くしたもので、鉄鍼が用いられていた。打鍼法で用いるのでこれが正解。
これらより導き出される解答
上記より答えは「スリオロシ形」
まとめ
いかがでしたか?もう一度、下の表で鍼尖の特徴を確認しておきましょう!
鍼尖の形状 | 特徴 |
スリオロシ形 | 鍼体の途中から細くしたもの。打鍼法で用いる。 |
ノゲ形 | 鍼尖の上部1.5cmぐらいから細くしたもの。撚鍼法で用いる。 |
卵形 | 卵のように丸みをおびている。刺入時の抵抗感が強い。 |
松葉形 | 鍼尖の上部9mmぐらいから細くしたもの。管鍼法で用いる。 |
柳葉形 | ノゲ形と松葉形の中間の形にしたもの。撚鍼法で用いる。 |
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