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【はり理】30 回鍼灸国試解説【問165】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題165

問題165

仰臥位による置鍼時に患者がくしゃみをした場合、最も折鍼が起こりやすい部位はどれか。

解説

この問題の意図

経穴の取穴部位がわかっていれば解ける問題

選択肢の解説

くしゃみをすると腹部の筋が収縮するかと思います。ですので腹部に位置する経穴を選ぶことが解答となるでしょう。

印 堂

所属:奇穴

取穴:両眉頭を結ぶ線の中点

膻 中

所属:任脈

取穴:前正中線上で第4肋間と同じ高さに位置する。

中 都

所属:足の厥陰肝経

取穴:脛骨内側面の中央で、内果尖の上方7寸に位置する。

天 枢

所属:足の陽明胃経

取穴:臍中央の外方2寸に位置する。

これらより導き出される解答

上記より答えは「天 枢

まとめ

今回は簡単な問題だったかと思います。
しかし、今回の問題は、はり理論の範囲でしたが、このように経穴の取穴方法が問題を解くために必要になってきています。経穴の取穴方法を覚えるのはなかなか大変ですが、地道に覚えていきましょう。国家試験まで後3か月ですし、書くのは時間がかかると思いますので口に出して毎日経穴の名前と取穴方法を読むことをお勧めします。

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