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【経穴】30 回鍼灸国試解説【問122】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題122

問題122

六つ灸で用いる経穴と同じ高さにあるのはどれか。

解説

この問題の意図

単純な経穴の問題

用語の解説

胃の六つ灸とは

胃の症状に有効な経穴3経穴(左右合わせて6経穴)にお灸をすることです。

膈兪、肝兪、脾兪にお灸を行います。

経穴高さ
膈兪第7胸椎棘突起下縁
肝兪第9胸椎棘突起下縁
脾兪第11胸椎棘突起下縁

以上のことから、第7胸椎、第9胸椎、第11胸椎の高さの経穴を選択肢から探しましょう。

選択肢の解説

中 枢

後正中線上で第10胸椎棘突起下縁の陥凹部に位置する。

陽 綱

第10胸椎棘突起下縁の高さで、後正中線の外方3寸に位置する。

接 脊

第12胸椎棘突起下縁の陥凹部

至 陽

後正中線上で第7胸椎棘突起下縁の陥凹部に位置する。

これらより導き出される解答

上記より答えは「至 陽

まとめ

今回は胃の六つ灸とはなにかを把握しており、その取穴、選択肢の取穴を覚えていれば解ける問題でしたね。暗記は大変ですが、このように暗記だけで解ける問題では単純に点を取れるので頑張って覚えていきましょう。

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