【鍼灸学生レポート】その不調、移動手段が原因かも？鍼灸師も知っておきたい養生について【PR】

在宅鍼灸師をターゲットにした記事はこれまで読んできたいくつかの記事にはない着眼点だったため、面白いなと思い今回はこの記事を選びました。

はい！この記事は、在宅鍼灸師には欠かせない「移動」、その中でも最も多くの邪にさらされる「原付バイク」での移動を前提としていました。

記事には臓腑ごとに風邪が入るとどのような症状が出るのか、養生は何をしたらいいのか、そして関係臓腑にどのような対策を施したらいいのかが書かれていました。

私は、どの臓腑に着目しても陰を補い、腎と脾を養うことになるのは面白いと感じました。最低限しっかりと防寒・防風をして暴飲暴食をせずにたくさん寝ることが大切だということがわかります。

はい。確かに、普段の生活では季節によって風にさらされますが、原付バイクに乗っていたら季節を問わず風にさらされるため、風邪の影響がより大きいと考えられます。

また、私の知り合いの在宅鍼灸師さんも原付バイクで移動していると言っていたので、よくある移動手段がゆえ多くの在宅鍼灸師さんが気をつけなければいけないことであるとも言えます。

はい！原付バイクでの移動をしている方にはもちろん、風邪にやられやすい人にも是非この記事を読んで詳しい養生、対策の方法を生活に取り入れてほしいです。

今回私は、hanaさんのこちらの記事を選ばせていただきました。

はい！東洋医学を西洋医学的な視点で捉えてみるというhanaさんのシリーズがとても興味深く、毎回楽しく読ませていただいています。

今回は「筋膜」がキーワードですが、筋膜というと、その名称自体は有名でも、教科書などには詳しい記載がなく個人的に気になっていたワードだったので、今回記事を読んでとても勉強になりました。

筋膜は個々の筋を覆うだけでなく隣接する他の筋を覆う筋膜とも繋がっているという概念を「アナトミートレイン」、または「筋筋膜経線」というそうですが、この「経線」という部分や「繋がっている」という部分に早速経絡との類似点を感じました。

記事では、この走行や取穴の際にランドマークとなる構造などから、アナトミートレインと経絡を関連付け、それぞれを図にして並べて見ることができます。

そうですよね！経絡に対する考え方・捉え方は人それぞれ違うものであることもあり、初めて聞くとそういう考え方もあるのかと面白く感じることばかりです。今回も筋膜という新しい観点で経絡を考えることができ、とても楽しく勉強ができました。

東洋医学にあまり馴染みのない患者さんに経絡の話をする際、筋膜という聞き馴染みのある言葉を使って一つの捉え方を話すことができれば、患者さんもイメージがしやすいのではないかと思います。

経絡というものにもやもやを抱えている方、さまざまな視点で経絡を考えてみたい方におすすめの記事です。