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【臨総】30 回鍼灸国試解説【問44】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題44

問題44

呼吸器症状について正しいのはどれか。

解説

この問題の意図

呼吸器について理解しているか問われた問題

選択肢の解説

喘息による咳は昼間に多い。

喘息による咳は夜に多いです。

喘息は気管支に炎症が起き、狭くなったために、何らかの原因でさらに狭くなると発作性に咳が出る病気です。昼間は交感神経が優位で、夜間は副交感神経が優位になりますね。副交感神経が優位になると気管支は狭くなるので、そのせいで発作性の咳が多くなります。

痰を伴わない咳を湿性咳嗽という。

痰を伴わない咳は乾性咳嗽です。

動脈血酸素飽和度が正常であれば呼吸困難は呈さない。

動脈血酸素飽和度とは、動脈血の中でもヘモグロビンと結合している動脈血がどの程度いるかを表しています。

呼吸困難は呼吸がしにくいという感覚を示していますので、動脈血の量だけではなく、単純に吸気筋の機能障害によっても生じます。例えば、ギランバレー症候群などは動脈血よりも呼吸筋の障害によって呼吸障害が生じますね。

気胸は胸痛の原因となる。

気胸の主な症状は「胸痛」「呼吸困難」「咳」です。

これらより導き出される解答

上記より答えは「気胸は胸痛の原因となる。

まとめ

今回はとても単純で簡単な問題でしたね。選択肢の一つだけ少し悩んだ感じでしょうか。このような問題は必ず点を取りますしょう。

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