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【臨総】31 回鍼灸国試解説【問43】

目次

まずは問題を解いてみよう

第31回 鍼灸国家試験 問題43

問題43

医療面接について正しいのはどれか。

解説

この問題の意図

医療面接について理解しているか問われた問題

用語の解説

医療面接とは

これは筆者の私が受けた指導なのですが、「医療面接は患者さんの疾患を明らかにするために行うというのはもちろんのことだが、一番大事なのは患者さんのことを知ることだ」と指導を頂きました。患者さんがどのような人でどのようなことに興味を持っていて、今ある主訴に対しどのような考えを持っているのかをできるだけ理解するために行うことが医療面接だと感じています。その点を意識するとこのような問題も解きやすいかもしれません。

選択肢の解説

患者が話したことは繰り返さない。

患者さんが話したことをこちら側が理解していることを示すために言ったことを繰り返すことを推奨されています。

問診は特定の疾患を推定して始める。

特定の疾患を推定してしまうとその疾患出なかったときの対応が遅れてしまいますし誤診リスクがあがるかと思います。

医学用語を用いて説明する。

患者さんでもわかる用語で説明する必要がありますね。

別居している家族の健康状態も聞く。

これが解答となります。ここで言う別居している家族は両親のことも含まっていますので遺伝性疾患を考えると必要な項目になりますね。

これらより導き出される解答

上記より答えは「別居している家族の健康状態も聞く。

まとめ

今回は医療面接について問われた問題でした。この系統の問題は簡単な問題が多いかと思いますのでしっかりと点を頂きましょう。

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