はりらぼ新規リニューアル公開!より見やすくなりました!(過去記事や過去問演習は徐々に移行中)

【臨各】30 回鍼灸国試解説【問63】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題63

問題63

Ⅳ型アレルギーはどれか。

解説

この問題の意図

アレルギーの分類について覚えているか問われた問題

アレルギーの分類

分類抗体代表疾患
Ⅰ型アレルギー(即時型、アナフィラキー型)IgEアナフィラキシーショック アレルギー性鼻炎 喘息
Ⅱ型アレルギー(細胞障害型)IgG・IgM溶血性貧血 特発性血小板減少性紫斑病 Goodpasture症候群
Ⅲ型アレルギー(免疫複合体型)IgG・IgM血清病 SLE RA 糸球体腎炎
Ⅳ型アレルギー(遅延型、ツベルクリン型)感作T細胞接触性皮膚炎 類上皮細胞性肉芽腫
Ⅴ型アレルギーIgG・IgMGraves病 甲状腺機能低下症 重症筋無力症

選択肢の解説

アナフィラキシーショック

これはⅠ型ですね。Ⅰ型はアナフィラキシー型ともいうほどですしね。

アレルギー性結膜炎

これもⅠ型です。

アレルギー性鼻炎

これもⅠ型です。

アレルギー性接触性皮膚炎

これがⅣ型アレルギーです。

これらより導き出される解答

上記より答えは「アレルギー性接触性皮膚炎

まとめ

アレルギーに関してはややこしい点が多いかと思います。解説を作るにあたって、それぞれ(Ⅰ~Ⅴ型)のアレルギーがどのような機序で起こっているのか等を記載して解説しようと考えても見たのですが、むしろ混乱させてしまう気がして表だけに変更しました。国家試験レベルであれば、Ⅰ型はなに、Ⅱ型はなにといったような暗記で解ける問題が多いかと思いますので、無理に機序を覚えずに表で覚えることをお勧めします。

その他

試験演習

Adsense

おすすめ記事

SNS

公式LINE

友だち追加
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次