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【きゅう理】28回鍼灸国試解説【問154】

目次

まずは問題を解いてみよう。

第28回 鍼灸国家試験 問題154

問題154

糖尿病患者に対する灸施術で灸痕化膿のリスクが最も低いのはどれか。

解説

この問題の意図

灸施術の際のリスク管理の知識を有しているかを問うている。

灸施術をする際のリスクファクター

糖尿病患者に施灸する際のリスク管理に関して問われている問題です。

糖尿病患者は
①免疫力が低下しているため、易感染性となっており、灸痕が化膿しやすいこと。
②ニューロパチーにより、温痛覚障害があること。
この2点が施灸をする際のリスクとなります。

そのため、灸痕が残り、火傷のリスクがある直接灸は糖尿病患者に施灸する際のリスクとなります。
ですので、この問題では直接灸でないものを選べが正解となります。

・艾条灸:間接灸
・焦灼灸:直接灸
・透熱灸:直接灸
・打膿灸:直接灸

このように間接灸の艾条灸が正解の選択肢となります。

本問題は、
糖尿病患者は直接灸がリスクであること、各選択肢の灸法が直接灸であるのかどうか、
この2点が分かっていれば解ける問題です。

これらより導き出される解答

上記より答えは「艾条灸

まとめ

糖尿病患者は
①免疫力が低下しているため、易感染性となっており、灸痕が化膿しやすいこと。
②ニューロパチーにより、温痛覚障害があること。
を意識しておこう。

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