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【生理】30回鍼灸国試解説【問32】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題32

問題32
近くの物体を見るときに起こるのはどれか。

解説

この問題の意図

視覚の機序について理解しているか問われた問題

眼球の構造

まずは、視覚の調整に関する眼球の構造について見直しましょう。

毛様体

毛様体から水晶体を支える毛様体小体が伸びています。毛様体の中には平滑筋である毛様体筋があり、水晶体の厚みを変化させ焦点を調節しています。

遠くの物体に焦点を合わせる場合には水晶体を薄くし、近くの物体に焦点を合わせる場合には水晶体を厚くしています。

虹彩

カメラの絞りにあたるもの。内部には瞳孔括約筋と瞳孔散大筋の2種類が存在し、眼球に入る光量を調節しています。

選択肢の解説

毛様体筋の弛緩

一見これが解答だと思う人もいるかと思います。水晶体に毛様体小帯を介してではありますがくっついており、内部の毛様体筋が収縮すれば水晶体を引っ張り、薄くするのではないかと。これは誤りです。

そうではなく、毛様体筋が収縮すると毛様体は水晶体側に伸びていきます。毛様体が水晶体側に伸びると、毛様体小帯はたわみますね。そのため、引っ張ていた毛様体小帯が毛様体筋の収縮によってたわむことで引っ張る力が弱くなり、水晶体の厚みが増えるという理屈です。

ですので、毛様体筋の弛緩は誤りです。

瞳孔散大

瞳孔の調節は眼に入る光量の調節です。遠近の調節ではないので誤りです。

共同偏視

遠近とは関係なく、疾患によっておこる症状です。

水晶体の厚みの増大

上記の解説でも示したと通り、水晶体の厚みが増大すると近くの物体に焦点が合い、厚みが減少すると遠くの物体に焦点が合います。

これらより導き出される解答

上記より答えは「水晶体の厚みの増大

まとめ

今回は視覚の機序についての問題でした。覚えておけば解けるといった問題でもありますので、しっかりと把握しておきましょう。

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