目次
まずは問題を解いてみよう
解説
この問題の意図
東洋医学の基本的な用語について理解しているか問われた問題
用語の解説
降濁作用とは
胃の作用であり、濁、つまり脾胃で消化した飲食物の残りを下の小腸に送る作用のことです。
選択肢の解説
疏 泄
肝の作用であり、情緒や気を身体全体に滞りなく行き渡らせる作用です。
粛 降
肺の作用であり、清気や水穀の精微、津液などを下に下し諸臓器に輸送する作用です。
化 物
小腸の作用であり、脾との共同作用によって消化吸収を行い、水穀の精微と糟粕に変化させる作用です。
伝 化
大腸の作用であり、糟粕を糞便に変化させて推動し肛門から排出する作用です。
肺の粛降作用や胃の降濁作用の補助を受けるとされています。
これらより導き出される解答
上記より答えは「伝 化」
まとめ
今回は五臓六腑の作用を理解しているか問われた問題でした。しっかりそれぞれが何をしていて、ほかの臓腑にどのように影響しているのか理解しておきましょう。
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