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【東概】30 回鍼灸国試解説【問105】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題105

問題105

奇経八脈で血海と呼ばれるのはどれか。

解説

この問題の意図

経絡の知識を問われた問題

用語の解説

血海とは

四海の一つとされ、十二経脈の血が集まる場所とされています。

※四海:1)髄の集まる場所、2)血の集まる場所、3)気の集まる場所、4)水穀の集まる場所

衝脈

任脈と同様、骨盤腔内の子宮から起こり、脊柱の深部をめぐって前は陰経諸脈に交わり、後ろは陽経諸脈に交わって十二正経の海(血海)となる

帯脈

側腹部にある胆経の帯脈穴から帯を締めるように腰腹部を一回りする

陽蹻脈

膀胱経の別脈といわれている

陰蹻脈

腎経の別脈といわれている

陽維脈

すべての陽経脈と連絡している

陰維脈

すべての陰経脈と連絡している

選択肢の解説

任 脈

陰脈の海と言われていますがこれは血海という意味ではないので解答ではありません。

陰維脈

陰経の経脈と連絡はしていますが血海という意味ではありません。

陰蹻脈

腎経の別脈です。血海とは違いますね。

衝 脈

十二正経の海は血海と同義のようです。ですので、これが解答として適切でしょう。

これらより導き出される解答

上記より答えは「衝 脈

まとめ

今回の問題は教科書では記載していない表現ですね。ほかの科目を含め、余裕がある場合は今回のようなコアな問題を解けるように勉強するのもいいでしょう。逆に余裕がないのであればこのような問題はスルーしてもかまわないと私は思います。

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