目次
まずは問題を解いてみよう。
解説
この問題の意図
灸あたりについての知識を有しているかを問うている。
灸あたり
灸あたりとは、施灸直後若しくは翌日から全身倦怠感、疲労感、脱力感を数時間から数十時間自覚し、その後、急速に愁訴の軽減消失をみることです。
主な原因は、灸刺激の総刺激量が過剰になった場合に生じます。
症状に関しては、倦怠感や脱力感をはじめとして、頭重やめまい、食欲不振、悪寒発熱、吐き気などがあります。
選択肢解説
上記から
・瞑眩の一種である。
・めまいは症状の一つである。
・灸療法を再開したときは総刺激量を少なくする。
この3つの選択肢は灸あたりに関しての記載だと分かります。
一方で、
・水疱の破壊により起こる。
この選択肢に関しては、灸痕の化膿に関しての記載ですの、灸あたりの記載として不適切であることが分かり、この選択肢が正解となります。
これらより導き出される解答
上記より答えは「水疱の破壊により起こる。」
まとめ
灸あたりは、総刺激量の過剰により発生する。
症状は全身倦怠感や脱力感、めまい、悪寒発熱などである。
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