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【リハ】30回鍼灸国試解説【問76】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題76

問題76

脳卒中片麻痺患者の生活期に最も多く使用されている装具はどれか。

解説

この問題の意図

脳卒中片麻痺の生活期における状態を理解しているか

〜脳卒中のリハビリテーション〜

急性期リハビリテーション:廃用症候群の予防、機能回復の促進

回復期リハビリテーション:機能回復の促進、日常生活動作の獲得

生活期リハビリテーション:機能の維持、生活の質の向上

選択肢の解説

長下肢装具

大腿神経麻痺、第12胸髄損傷の患者によく使用される。また、回復期での脳卒中片麻痺患者にも早期から使用することで在宅復帰で重要とされる屋内歩行に役立つとも言われる。しかし、問題は生活期での片麻痺患者なので誤り。

膝関節装具

変形性膝関節症の患者によく使用される。よって誤り。

体幹装具

腰椎圧迫骨折の患者によく使用される。よって誤り。

短下肢装具

脳卒中による片麻痺では、痙縮による痙性歩行が起こり下肢は内反尖足となる。この内反尖足を予防したり、正しく歩けるようにサポートをするのが短下肢装具である。

在宅療養している生活期の片麻痺患者は、この短下肢装具を用いて歩行能力を維持・向上させる必要がある。よってこれが正解。

これらより導き出される解答

上記より答えは「短下肢装具

まとめ

リハビリテーションの問題では、疾患と使用する装具の名前がよく出てきます。下肢の装具だけでなく、上肢の装具についても聞かれることがあるので、確認しておきましょう!

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