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【生理】31 回鍼灸国試解説【問30】

目次

まずは問題を解いてみよう

第31回 鍼灸国家試験 問題30

問題30

筋原線維に含まれ、筋収縮に重要な蛋白質はどれか。

解説

この問題の意図

筋の収縮に関する知識を問われた問題

用語の解説

筋原線維とは

骨格筋は筋線維(細長い細胞)が多数集まって構成されます。この筋線維の中には多数の筋原線維が密に並んでおり、この線維が収縮します。この筋原線維はアクチンフィラメントとミオシンフィラメントから構成されます。

H帯ミオシンフィラメントのみの部分
A帯ミオシンフィラメントとアクチンフィラメントが重なっている部分
I帯アクチンフィラメントのみの部分
筋収縮とは

ミオシンフィラメントにはミオシン頭部が付いており、アクチンフィラメントに付着しミオシン頭部の首振り運動により、H帯が狭まることで筋が収縮されます。

選択肢の解説

アルブミン

アルブミンは血漿タンパクの一種であり、血漿膠質浸透圧に関与しています。

筋収縮とは関係ありませんね。

ペプシン

ペプシンは消化酵素の一種ですね。

タンパク質をペプチドに分解します。

筋収縮とは関係ないですね。

グロブリン

グロブリンも血漿タンパクの一種ですね。

α・βグロブリンはホルモンやビタミンの運搬に関与し、γグロブリンは免疫に関与していましたね。

筋収縮とは関係ないですね。

アクチン

これが正解ですね

これらより導き出される解答

上記より答えは「アクチン

まとめ

今回は筋収縮について知っていれば解ける問題でした。また、選択肢についても理解しておくと、他の章の勉強にもなりますから、しっかりと把握しておきましょう。

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