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【はり理】30回鍼灸国試解説【問162】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題162

問題162

刺鍼法と手技の組合せで正しいのはどれか。

解説

この問題の意図

刺鍼法と手技を理解しているか

用語の解説

刺鍼法と手技のイメージ

刺鍼法:「鍼の刺し方」。鍼管、小槌を使用したり、手で捻って刺したりなど。

手技:「鍼で行う技」。主に刺した鍼に手で技を加えることで皮膚への刺激を起こす。

※刺さない鍼もある。

選択肢の解説

撚鍼法—示指打法

撚鍼法は鍼管を使用しないが、示指打法では鍼管を利用するため間違い。

打鍼法—気拍法

打鍼法は小槌で刺鍼するが、気迫法は鍼管で刺した鍼の周囲を刺激するので間違い。

小児鍼法—火曳の鍼

火曳の鍼=打鍼法(小槌を使用して刺鍼する)。小児鍼は刺さない鍼なので間違い。

管鍼法—内調術

内調術は鍼柄を鍼管で叩打するので、鍼管を使用する管鍼法は正解。

これらより導き出される解答

上記より答えは「管鍼法—内調術

まとめ

いかがでしたか?ちなみに私は答えの選択肢で「管鍼法」を「管散術」と読み違えて、なぜこれが回答になるのか…と3分ほど悩みました(笑)。問題文の読み間違えには気をつけましょう!

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