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【臨各】30回鍼灸国試解説【問52】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題52

問題52

解説

この問題の意図

整形外科の知識を有していれば解ける問題

選択肢の解説

手舟状骨骨折—手関節掌屈 ×

舟状骨骨折は転倒時などで手掌側で強く地面についた場合などで起きます。ですので、手関節掌屈ではなく手関節背屈が適切ですね。

上腕骨顆上骨折—上肢の急激な牽引 ×

上腕骨顆上骨折 は転倒時などで肘を伸ばした状態で強く地面についた場合などで起きます。体重をかけてしまったがゆえに起こるのですから牽引ではないですね。

第5中足骨基部裂離骨折—足部外がえし ×

第5中足骨基部裂離骨折は文字通り足の外側の骨が骨折することです。転倒などで外側部が引っ張られることによって短腓骨筋が急激かつ過剰な筋収縮を起こし付着部である基部が離れてしまうようです。足部外がえしでは逆に外側はつまりますから基部裂離骨折は起こりませんね。

股関節脱臼—車内のダッシュボードへの膝の衝突 〇

股関節脱臼は大腿骨の頭部が後方に押されたときに起こります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「股関節脱臼—車内のダッシュボードへの膝の衝突

まとめ

今回はそれぞれの骨折がどのような動作によって起こるか理解していれば解ける問題でした。ただ文章を暗記するだけでなく動作をイメージすることで解きやすくなる問題もあるかと思うので工夫しながら勉強していきましょう。

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