
まずは問題を解いてみよう。
解説
この問題の意図
COPDのリハビリの特徴について知っているかです。
COPDのリハビリ
慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリハビリ方法に関する問題です。
COPDは呼吸困難を主体とした症状を呈するため、これに対するリハビリが中心となります。
まずは、おなかの力をしっかりと使った腹式呼吸を習得させることが重要です。
また、呼吸筋のストレッチや口すぼめ呼吸も有効です。
COPDの症状の程度に関しては、呼吸困難で歩行が困難になっている場合が多いため、6分間歩行テストで6分間に歩行可能な最大歩数を測定します。
リハビリを行い呼吸困難の程度が改善していくと、このテストの歩行数も増加していきます。
また重症度に関しては、5段階に分類できるヒュージョーンズの分類があります。
こうしたCOPDに関するリハビリの知識を覚えていると、
・ヒュー・ジョーンズの重症度分類が用いられる
・6分間歩行テストでは6分間に歩行可能な最大歩数を測定する
・胸式呼吸と口すぼめ呼吸を組合わせて行うとよい
この3つの選択肢は正しいことがわかります。
残りの選択肢である慢性呼吸不全に関しては、呼吸不全が1か月以上続くものであるため、誤っていることがわかります。
これらより導き出される解答
上記より答えは「慢性呼吸不全とは、呼吸不全が3か月以上続くものをいう」
その他
はりらぼ!in LINE@はこちら!

Twitterも緩く更新中。
@harilaboteamのフォローよろしくお願いします。