
まずは問題を解いてみよう。
解説
この問題の意図
感染症の類型について暗記ができているかどうかです。
感染症法の類型を覚えよう
1類感染症から5類感染症まで5つに分類されている感染症があります。
基本的に1類感染症が治療法などが確立していないことなどから、一番危険な感染症で、数字が大きくなるほど感染症に感染しても対処しやすい感染症であると理解してください。
ですので、1類感染症を覚える際には、感染したらかなりヤバいもの、として覚えましょう。次の2類感染症は、1類ほどではないけれども結構ヤバいものと覚えましょう。語呂を作って覚えるのも良いでしょう。
この分類の中で一番理解して覚えやすいのは、本問題にもなっている4類感染症です。なぜかというと動物に関係している感染症だからです。
では動物に関係していそうなものを選択しから探していきましょう。
選択肢の中に動物の名前が入っているのが一つだけありますね。
狂犬病が4類感染症ですので、この選択肢が正解となります。
正解が分かりましたが、ほかの選択肢が何類感染症なのかを見ていきましょう。
細菌性赤痢は3類感染症、
後天性免疫不全症候群は5類感染症、
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は5類感染症です。
国家試験の過去問を解く際などは、正解の選択肢だけでなく、ほかの選択肢についても何類感染症なのかを確認することでとても良い勉強となります。
また、この分類は改正されることがありますので、国家試験を受ける年度の最新の分類で覚えてください。
これらより導き出される解答
上記より答えは「狂犬病」
まとめ
1類から3類は感染症の数が少ないので全部暗記しましょう。
4類は動物に関係していると覚え、それ以外は5類として覚えましょう。
その他
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