【臨各】はりらぼ!オリジナル問題2019解説【問58】

まずは問題を解いてみよう。

進行性筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
オリジナル2019問題58
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

進行性筋ジストロフィーの病態や症状などを正しく理解しているかを説いている問題です。

進行性筋ジストロフィーは遺伝子の病気

本問題に挙げられている進行性筋ジストロフィーのうち、先天性の筋ジストロフィーは常染色体劣性遺伝によるものだといわれています。この様に遺伝の問題の疾患であるため、病理学の範囲でも出題されることがあり、鍼灸国家試験では出題頻度の高い疾患の一つだと言えます。

この筋ジスには様々な型があり、デュシェンヌ型が最も多く、典型的になものであるため、これについてよく出題されますので、特徴的な症状と所見を見ていきましょう。

進行性筋ジストロフィーの特徴的な症状

筋ジスでまず覚えてほしいワードが、登攀性起立です。
これは、下肢の筋力低下、特に近位筋が筋力低下することによりスムーズに素早く起き上がることができないため、足を這いつくばるようにして起き上がる動作のことです。
次に有名なワードが腓腹筋の仮性肥大です。
この肥大は筋線維が増大することで生じるのではなく、脂肪や結合組織が増大することにより生じます。
また、関節拘縮を起こし、尖足や脊柱の側弯などを引き起こします。

筋ジスに関して特徴的なことをまとめたところで、選択肢を見ていきましょう。
・常染色体優性遺伝である。この選択肢は劣性遺伝病であるため誤っています。
・筋委縮は左右非対称である。この選択肢は左右対称的に生じるため、この選択肢も誤りです。
・四肢の遠位筋か筋力低下を示す。この選択肢は、近位筋から筋力低下を生じるのが一般的ですので、誤りとなります。
・尖足、脊柱の側彎をきたす。この選択肢は上述したように、関節拘縮により尖足や側弯を生じますので、この選択肢が正解となります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「尖足、脊柱の側彎をきたす

まとめ

国家試験でよく出題される筋ジストロフィーについて、
・登攀性起立
・腓腹筋の仮性肥大
・先天性の場合は常染色体劣性遺伝

などのキーワードを押さえておきましょう。

その他

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