【生理】はりらぼ!オリジナル問題2019解説【問34】

まずは問題を解いてみよう。

副交感性血管拡張神経の支配を受ける臓器はどれか。
オリジナル2019問題34
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

血管を支配している自律神経の機能を理解しているかです。

各臓器の血管を支配している神経は?

各臓器の血管は自律神経である交感神経と副交感神経のそれぞれの支配を受けています。
こうした神経の働きに応じて血管は収縮をします。

基本的に多くの臓器は、交感神経の働きによって血管が収縮します。
この収縮が生じる際のメカニズムとして、交感神経節後線維の末端から分泌される神経伝達物質であるノルアドレナリンが、大部分の血管に存在するα受容体に作用することで収縮します。

また骨格筋の動脈ではα受容体が作動すると血管が収縮、β受容体が血中のアドレナリンに作用すると弛緩します。このような形で収縮と弛緩が行われていますので、動脈は基本形としてまず、α受容体は収縮、β受容体は弛緩と覚えましょう。
基本を覚えた後は、例外の話になります。その例外になるのが心臓です。心臓はβ受容体が作動することで収縮をします。

自律神経の拮抗支配を受けない臓器は?

基本的に各臓器は、自律神経である交感神経と副交感神経の二重支配を受けており、各神経の働きが真逆である拮抗支配を受けています。つまり、交感神経が働いたときに興奮する臓器なら、副交感神経の働きで抑制、その反対の臓器なら交感神経で抑制、副交感神経で興奮という感じです。

この基本形で身体の大部分は作用していますが、これにも例外があります。その例外が交感神経が作用しても、副交感神経が作用しても同じような方向に作用する臓器があるという事です。
具体的には唾液腺がその代表例で、交感神経が作用しても唾液の分泌が促進され、副交感神経が作用しても唾液の分泌が促進されます。

唾液腺にはこのような神経支配を受けているので正解となります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「唾液腺

まとめ

自律神経の拮抗支配の基本形を覚えた後は、例外である唾液腺の支配形態を覚えましょう。

その他

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