【解剖】はりらぼ!オリジナル問題2019解説【問22】

まずは問題を解いてみよう。

腕神経叢について誤っているのはどれか。
オリジナル2019問題22
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

腕神経叢に関しての基礎的な知識を有しているかです。

腕神経叢を構成する神経とその構造を覚えよう

この問題で問われている腕神経叢ですが、C5からT1の神経の前枝により構成されています。
鍼灸の国家試験では、腕神経叢、腰神経叢、仙骨神経叢のそれぞれがよく出題されていますので、しっかりと押さえておきましょう。

C5からT1の神経根が前斜角筋と中斜角筋により構成されている斜角筋隙を出てきたところで3つの神経幹を作っています。
この神経幹はC5,C6から上神経幹C7から単独で中神経幹C8,T1から下神経幹に分かれています。
このうち、上神経幹と中神経幹から外側神経束、下神経束からは内側神経束を作ります。また、各神経幹の後方枝からは後神経束を作ります。
さらに、内側神経束と外側神経束はM字を横にしたようなワナ(ループ)を作り正中神経が出てきます。
この正中神経の外側で外側神経束から出てくるのが筋皮神経、内側の内側神経束から出てくるのが尺骨神経です。
また、胸筋神経は正中神経ワナより近位で外側および内側神経束の交通枝がつくった小ループから分岐した後、腋窩の前壁を作る大胸筋と小胸筋を支配しています。

選択肢の解説

このような腕神経叢に関する基礎知識を踏まえて選択肢を見ていくと、
・神経幹のうち、中神経幹がC7単独からなる。
・斜角筋隙を出るところで神経根が合流して神経幹をつくる。
・胸筋神経は正中神経ワナより近位で外側および内側神経束の交通枝がつくった小ループから分岐する。
この3つの選択肢が正解であることがわかります。

一方で、・内側神経束は腋窩神経、胸背神経などを分岐する。
という選択肢は、内側神経束から出てくる神経は尺骨神経ですので、この選択肢が誤りであることがわかります。
また、腋窩神経や胸背神経が出てくるのは後神経束です。

これらより導き出される解答

上記より答えは「内側神経束は腋窩神経、胸背神経などを分岐する

まとめ

・腕神経叢を構成する神経根はC5からT1
・神経根が合わさり、上・中・下神経束を作る
・神経束は外側・内側・後神経束を作る
ということを最低限おさえておきましょう。

その他

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