【解剖】はりらぼ!オリジナル問題2019解説【問21】

まずは問題を解いてみよう。

心臓についての組合せで正しいのはどれか。
オリジナル2019問21
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

心臓の解剖学的部位を理解しているか。

選択肢の解説

心臓の解剖に関する問題です。
心臓のぞれぞれの部位の名称を覚えているか。
さらにその部位がどのに位置するのかが問われています。

それでは解説に入っていきますが、まずは心臓の’部屋’についてです。

心臓は4つの部屋に分けることができます。
上半分を心房、下半分を心室と呼んでいます。

この心房と心室を左右に分けることができ、右側の心房を右心房、左側の心房を左心房
心室も同様に右側を右心室、左側を左心室といいます。

4つの部屋の名称を覚えたところで、次はそれぞれの部屋を分けるための’ドア’である「弁」についてです。

上半分の心房と下半分の心室を分けるための弁を房室弁といいます。
そのうち右心房と右心室の間にある房室弁は3枚の弁からできているので「三尖弁」
左心房と左心室の間の房室弁は2枚の弁からできているので「二尖弁」もしくは「僧帽弁」と呼ばれています。

一方で心室と動脈の間の弁を動脈弁といいます。
この弁も右と左でそれぞれ名称がついており、右心室の弁は「肺動脈弁」、左心室の弁は「大動脈弁」といいます。
ですので、選択肢3の僧帽弁は左房室弁のことを指すので間違いになります。

房室弁は心室に垂れ下がっており、弁の先端は「腱索」というヒモになります。
弁の先はこの腱索を介して「乳頭筋」という心室の内側の筋肉に固定されています。

乳頭筋は心室に存在する心室筋の一部ですので、選択肢2の乳頭筋-左心室は正解となります。

続いて心臓の収縮に関係する刺激伝導系についてです。
①洞房結節 ②房室結節 ③ヒス束 ④プルキンエ線維から刺激伝導系が構成されます。

収縮の興の伝導はこの順番に心房に始まり心室に伝わっていきます。
①洞房結節は右心房の上大静脈開口部に、
②心房結節は右心房の下壁に、
③ヒス束は房室弁周囲の線維三角を貫通して心室中隔に、
④プルキンエ線維は右心室および左心室の壁にそれぞれ存在します。

つまり、選択肢1の洞房結節は右心房に存在するので、この選択肢は間違いになります。

最後に心臓の血管についてです。
心臓に栄養を送っている血管(栄養血管)は冠状動脈です。
左右に分かれているので、左冠状動脈と右冠状動脈と呼ばれています。

酸素を送り終わった血液は前室間溝を通る大心臓静脈後室間溝を通る中心静脈などとなり、冠状静脈洞に集まり右心室に戻ります。
ですので、選択肢4の後室間溝は中心静脈が通るので間違いになります。

これらより導き出される解答

解答:乳頭筋----左心室

その他

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