
まずは問題を解いてみよう。
解説
この問題の意図
横隔膜の構造に関して理解しているかです。
呼吸に重要な横隔膜
人が生きていく上で欠かせない呼吸、この呼吸の中心を担っているのが横隔膜です。
横隔膜の構造に関して記載されている各選択肢を見ていきたいと思います。
「胸腔と腹腔を隔てる平滑筋でできた膜状の隔壁である。」:この選択肢は、横隔膜は横隔神経に支配されている横紋筋ですの、平滑筋という箇所が誤りです。
「停止腱がクローバー型の腱中心をつくる。」:この選択肢は腱中心に関するもので、正しい文章です。
「大動脈裂孔には迷走神経が通過する。」:この選択肢は横隔膜にある3つの穴の話ですが、大動脈裂孔には奇静脈と胸管が通過するため誤りです。ちなみに、迷走神経が通過するのは食道裂孔です。
「大静脈孔は第8胸椎の高さで腱中心にあり、左寄りに位置する。」:この選択肢も横隔膜の穴の話で、大静脈孔に関してですが、身体の右側に位置するため、左に位置するという箇所が誤りです。
これらより導き出される解答
上記より答えは「停止腱がクローバー型の腱中心をつくる。」
その他
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