
まずは問題を解いてみよう。
解説
この問題の意図
施術所の備えるべき要件に関して覚えているかです。
選択肢の解説
あはき法には施術所の構造設備に関して、
①6.6平方メートル以上の専用の施術室を有すること
②3.3平方メートル以上の待合室を有すること
③施術室は、室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放し得ること。ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りではない
④施術に用いる器具、手指などの消毒設備を有すること
とされています。
これを踏まえて選択肢を見ていくと、
’’施術室1室につき、専用の待合室が1室必要である。’’については、1施術所に3.3平方メートル以上の待合室が必要ですが、1施術室につき1待合室は必要ありません。ですので、この選択肢は不正解です。
’’開設の届け出先は保健所長である。’’については、開設の届け出先は保健所長ではなく、都道府県知事に届けますので、この選択肢は不正解です。
’’収容施設を備えている。’’については、そのような記載はあはき法のどこにもなく、施術所に患者を入院されるための収容施設を備えておく必要がありません。ですので、この選択肢は不正解です。
’’消毒設備を備えている。’’については、構造設備の④に書いてあるように施術に必要な道具や手指の消毒設備が必要です。つまりこの選択肢が正解です。
このようにあはき法の施術所の構造設備に関する文言を覚えていれば比較的簡単に解くことができます。
これらより導き出される解答
消毒設備を備えている
まとめ
施術所の構造設備に関して覚えておきましょう。
その他
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