
まずは問題を解いてみよう。
解説
この問題の意図
疾病予防分類を理解しているかです。
疾病予防の三分類
高齢化と医療費の増加に伴い、近年は治療医学から、予防医学へとシフトチェンジしてきました。
その予防は、各時点で3つに分類されています。整理して覚えましょう。
・1次予防:健康増進
生活習慣を改善して、予防接種などを行うことにより疾病を予防します。
・2次予防:早期発見、早期治療
健康診断や人間ドックなどにより早期に疾病を発見して、疾病が重症化することを予防します。
・3次予防:リハビリテーション
発生してしまった疾病の治療過程で適切にリハビリテーションなどを行うことにより、機能回復を図るだけでなく、疾病の再発を予防する。
このように3つに分けられますので、混乱しないように覚えましょう。
これを踏まえて選択肢を見ますと、1次予防なのは「禁煙」となります。
喫煙をすることにより肺癌などの呼吸器系疾患のリスクが高まります。
そのため喫煙という日々の生活習慣を改善し、疾病にかかるリスクを低減させることが禁煙ですので、1次予防です。
他の選択肢の分類
ちなみに、禁煙以外の選択肢も2次と3次に分類できますので、分類していきましょう。
「人間ドック」は2次予防となります。
疾病にかかっていないかどうか、早期に発見するために有効である人間ドックは2次予防となります。
「職業訓練」と「ADL訓練」は3次予防です。
疾病や障害が発生してしまった場合、それらから回復するためや、再発を防ぐことに有効なこうした訓練は3次予防となります。
これらより導き出される解答
上記より答えは「禁煙」
まとめ
1次予防・2次予防・3次予防の内容を、しっかりと押さえておきましょう。
その他
はりらぼ!in LINE@はこちら!

Twitterも緩く更新中。
@harilaboteamのフォローよろしくお願いします。