【鍼灸学生レポ】LERANのアプローチとは！？【PR】

今回はテーマであるいわゆる”かぜ”について、東洋医学で学ぶ内容を細かく説明してくれているので、授業の復習にもなりました！

かぜ（表証）といえば、“悪寒・発熱・頭痛・項強・脈浮”！！と呪文のように覚えていました！

そうですね。
でも、記事ではこれらの症状が出るまでの流れが説明されており、なるほどなぁと思いました。何より、手書きのイラストがわかりやすいだけではなく、かわいいので毎回癒されています（笑）

私自身、衛気の作用などは授業の内容として覚えているのですが、実際の臨床の場となると、じゃあ何故、衛気が不足してるんだろう？という原因を特定することが苦手です…。

ですが、記事での“普段は衛気が外邪から体を守ってくれているが、その衛気が不足したら営血が衛気となり、さらにその大元の気血を生み出しているのは脾である。”ということを理解していれば、患者さんの症状の原因を繋げていくことができそうです。

また、汗の状態でアプローチの仕方が変わるというのが興味深かったです。
汗をかいていれば、お風呂で汗をかくことはさけて漢方薬は桂枝湯を。
汗をかいていなければ、お風呂で汗をかいても良く漢方薬は麻黄湯を。

家族や友人にもこの記事のような東洋医学的な説明や、体調に合った漢方薬をアドバイスできると、中医学が難しいものではなく身近なものになるだろうなと思いました。

行動変容アプローチとして“相互性”が大事。
この言葉を見た時に、共感する部分がありました。

僕の経験は行動変容とは少し違うと思いますが、高校生の頃、大会前に手首を怪我をして整形外科に行くことがありました。
その際、医師からは2週間ほどは安静にと言われましたが、レギュラーがかかった大事な大会でもあり、「わかってはいるけど、絶対に休めない。」と無理をして練習をしたことがあります。

この時は、医師側の権力が強い父権主義でしたが、もしお互いに意見が主張できるような“相互性”の関係だったら、結果は変わってきたと思います。

僕が今まで通院したどの病院でも父権主義の医師はいて、珍しくないんだと思います。だからこそ、相手の「わかっちゃいるけど」の気持ちをしっかりと聴くことが１番大切なんだなと思いました。

その為のアプローチとして“LEARNのアプローチ”を行い、相手の心にズバッと響くようなストライクゾーンを見極めることが、患者の行動変容を起こす近道になると思いました。

今回は、“相互性”と“LEARNのアプローチ”この２つが記事の中でも特に、僕がなるほど！と思ったポイントでしたが、この他にも沢山勉強になるポイントがあるので是非読んでもらいたいです！

そうなんです！
今後は、２つのポイントを抑えた上で患者さんや知り合いなど行動変容に困っている人にアプローチしていければいいなと思いました！

今回、てっちゃんが示すこの記事での目標は…『明日、片麻痺の患者さんを担当した時に麻痺の運動障害のレベルを正確に把握できるようになること』みたいです！このようにゴールを決めてもらうことで、学ぶことが明確になりますね！

記事では、片麻痺を評価する3つの目的がポイントをしっかりおさえているので要チェックだなと思いました。

1.ADLのできる/できないを明確にする
2.機能障害の程度と残存機能を把握する
3.今後起こり得る二次的障害と機能回復を予測するです！

また、読んでいてハッとしたのは、 “あくまで最終的に考えるべきは【日常生活動作（ADL）】がどう変化するか”というところです。 自分だったら、「◯度まで上がるようになりましたね！この調子で頑張りましょう！」 などを言って終わってしまいそうです…。

でも、さらに可動域が広がったことによる日常生活での変化や現在困っていることまで聞きだせるようになるといいですよね！片麻痺の症状は、患者さんが長い期間付き合っていかないといけないものです。

そうなんです！日常生活へのちょっとした変化を共有することが患者さんのモチベーションを上げたり、次の目標を決めるためにも大事だなと思いました。

さらに、連合反応と共同運動の違いも自分の中で曖昧だったので、記事で確認できて良かったです。これによってブルンストロームステージの段階が変わるので、しっかり理解しておく必要があるのを感じました。

実習でも片麻痺の患者さんの話を聞いたことがあります。患者さんは分離運動がまだ難しく、「動かしたい方向にどうやって動かせば良いのかわからない」と話していました。

実際の患者さんの様子を思い浮かべながら今回の記事を読むことで、片麻痺の患者さんへのフィジカルアセスメントが理解しやすかったです。