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【リハ】30回鍼灸国試解説【問73】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題73

問題73

疾患と異常歩行の組合せで正しいのはどれか。

解説

この問題の意図

選択肢の異常歩行について

分回し歩行

痙性片麻痺歩行や草刈り歩行とも言います。別名の通り、脳血管障害などによる片麻痺が原因で生じる異常歩行です。

酩酊歩行

失調性歩行の一種であり、失調性歩行とも表現される場合もあります。酩酊というように酔った時の”千鳥足”のように頭部や体幹を左右に揺らしながら歩く異常歩行です。小脳の障害が原因であるため、眼の開閉による影響はなく、視覚情報での補正ができません。

小刻み歩行

歩幅が短くちょこちょこと歩く異常歩行のこと。パーキンソン病に特徴的な歩行である。

間欠跛行

痛みなどにより長時間の歩行ができず、途中で休憩を挟まなくてはいけない異常歩行のこと。前傾姿勢で休む必要がある場合は神経が原因である可能性が高いため、脊柱管狭窄症が疑われ、姿勢に関係なく、休憩することで再度歩けるようになる場合は血管が原因である可能性が高いため、閉塞性動脈硬化症が疑われる。

選択肢の解説

脳卒中片麻痺 ー 小刻み歩行

片麻痺の際に起こる異常歩行は分回し歩行が適切でしょう。

小刻み歩行はパーキンソン病で見られる所見です。

パーキンソン病 ー 酩酊歩行

パーキンソン病の際に起こる異常歩行は小刻み歩行や突進性歩行が適切でしょう。

酩酊歩行は小脳性疾患で見られる所見です。

脊髄小脳変性症  ー 分回し歩行

脊髄小脳変性症の際に起こる異常歩行は酩酊歩行が適切でしょう。

分回し歩行は脳卒中片麻痺などの脳血管障害で見られる所見です。

腰部脊柱管狭窄症 ー 間欠跛行

これは正しいでしょう。

腰部脊柱管狭窄症の鑑別において間欠跛行の有無は重要な項目になります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「腰部脊柱管狭窄症 ー 間欠跛行

まとめ

今回は異常歩行がなんの疾患で生じるのか覚えていれば解ける問題でした。

このようなシンプルな問題は確実に問って得点を稼ぎましょう。

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