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【東臨】30回鍼灸国試解説【問141】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題141

問題141

「寒気の浅いとき、皮膚をつまんで引っ張りこれを刺す。」

解説

この問題の意図

十二刺の刺法を理解しているか

選択肢の解説

斉 刺

寒気の範囲が狭く、深部にあるとき、中心に一鍼、すぐ両側にそれぞれ一鍼ずつ一直線に並ぶように刺す。

傍鍼刺

経過が長く同じ部位の痺の時、痛みの中心に一鍼、そのすぐそばに一鍼刺す。

揚 刺

寒気の範囲が広く大きい時、その中心に一鍼、四隅から中心に向かってさらに刺す。

直鍼刺

問題文にあるような方法で刺すので、これが正解。

これらより導き出される解答

上記より答えは「直鍼刺

まとめ

十二刺は国試での出題頻度の高い内容なので、押さえておきたいですよね。ですが!あまり根気詰めて勉強するよりは、ある程度は文字と刺法をイメージで覚え、後は試験の直前にチェックするぐらいが丁度いいかなと思います。私が覚えてたイメージを簡単に以下に載せますので、よければ参考にしてみてください〜。

斉刺横に一に並ぶ(合計3本)
揚刺四隅から寒気を刺してげる(合計5本)
直鍼刺皮膚をつまんでちに刺す
浮刺肌肉が引きつって冷える時、斜めにさしてかす
陰刺虚で左右の太渓に同時に刺す
報刺痛むところが動く時(風邪とか)に追いかけて刺す
輸刺熱がある時、まっすぐに深くまで鍼をさして、まっすぐ抜いて熱をとる
恢刺筋痺で筋がひきつる時、筋に刺入して緩める
偶刺心痺のとき、背部と胸部を前後から一鍼ずつさす(合計2本=数)
短刺骨痺のとき、鍼を骨に上下にこする
傍鍼刺痛みの中心に一本、そのすぐに一本(合計2本)
贊刺腫れている時、毫鍼で浅く刺して出血させる

その他

試験演習

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