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【東臨】30 回鍼灸国試解説【問140】

目次

まずは問題を解いてみよう

第30回 鍼灸国家試験 問題140

問題140

次の文で示す症例に対する罹患筋への局所治療穴として適切なのはどれか。「17 歳の男子。陸上部で長距離走をしている。ランニングを開始すると下腿前方に痛みと腫れが出るが、数十分の安静で症状が消失する。近医で前方コンパートメント症候群と言われた。」

解説

この問題の意図

下腿前面に位置する経穴を選べばいい問題。

選択肢の解説

膀胱の下合穴

委中

足の太陽膀胱経 膝窩横紋の中点に位置する。 = 足底筋

三焦の下合穴

委陽

足の太陽膀胱経 大腿二頭筋腱の内縁、膝窩横紋上に位置する。 = 大腿二頭筋

胆の下合穴

陽稜泉

足の少陽胆経 腓骨頭前下方の陥凹部に位置する。 = 長腓骨筋

小腸の下合穴

下巨虚

足の陽明胃経 犢鼻と解渓を結ぶ線上で犢鼻の下方9寸に位置する。 = 前脛骨筋

これらより導き出される解答

上記より答えは「小腸の下合穴

まとめ

今回はコンパートメント症候群という表現を使って難しく見せていますか単純に下腿の前面に位置する経穴を選べばいい問題でした。ほぼ経絡経穴の取穴の問題でしたね。このような単純な問題は確実に点をもらいましょう。

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