【東概】29回鍼灸国試解説【問91】

まずは問題を解いてみよう。

陰陽の属性が同じ組合せはどれか。
第29回 鍼灸国家試験 問題91
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

陰陽の区別ができているか問う問題

陰陽のニュアンス

そもそも、全ての万物は陰と陽に分けられる(陰陽可分)という考え方が存在します。

これには必ずと言っていい程、対になる存在がいます。例で言えば、明ー暗や若ー老です。明は暗がないと明るいと認識はできませんし、逆に暗は明がないと暗いと認識できません。試験問題では対になる同士で出ることはほとんどありませんから、瞬時に対になるものを想起し、その事象が陰なのか陽なのかわかるようにしましょう。
また、陰のイメージとしては静的で落ち着いているものであり、陽のイメージとしては動的で活発的なものです。
これを頭に入れて選択肢を見ていきましょう。

選択肢の解説

魄 ー 腹 = (〇)陰 ー 陰

魄の対になるのは魂となります。僕らが認識している魂は魂魄というそうです。これを分けて考えますと魂は陽のエネルギーであり、魄は陰のエネルギーとされています。

腹は四つん這いにした際に日に当たらないので陰とされています。
逆に背部は、日に当たるので陽となります。

温 ー 西 = (×)陽 ー 陰

温は言うまでなく陽ですね。対になるものは寒(陰)でしょう。

西は陰となります。これは太陽が東から昇るため東が陽、太陽が西に沈むため西が陰と分けられた経緯があるためです。

遅 ー 凸 = (×)陰 ー 陽

遅は活動性が少ない様子が伺えるので陰となります。対になるものは速(陽)でしょう。

凸は突出しているためイメージとしては陽になるかと思います。対になるものは凹(陰)でしょう。

左 ー 偶数 = (×)陽 ー 陰

中国の皇帝は南を向いて座していたとされます。太陽が昇る東は皇帝の左側となります。ですので、左が陽、右が陰と分けられました。

偶数は対になるのが奇数となります。これに陰陽があるのか疑問がありますが、偶数は均等に分けることができたり、偶数同士で足そうが引こうがなにをしようが偶数は偶数のままになる=安定しているという点から陰、奇数は奇数同士で計算した場合、奇数になったり、偶数になったりと変化する傾向にあるため陽とされています。

注意

太陽が東から昇り、西に沈むというイメージから右が陽、左が陰とならないようにしましょう。あくまでも皇帝を主軸とし、皇帝は南を向いて座していることを認識しておきましょう。

これらより導き出される解答

上記より答えは「魄 ー 腹

まとめ

今回の問題は過去問で出題されていたようなわかりやすい事象について陰陽を問う問題ではありませんでした。
国家試験において点数を取るためにも把握しておくことをお勧めします。

その他

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