【臨総】29回鍼灸国試解説【問41】

まずは問題を解いてみよう。

上肢の病的反射はどれか。
第29回 鍼灸国家試験 問題41
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

病態把握に重要な病的反射について理解しているか問う問題

選択肢の解説

バビンスキー反射 ▷ 下肢の病的反射

踵→足外側→小趾(短小趾屈筋)、小趾の付け根→母趾の付け根(母趾内転筋横頭)にかけてとがったものなので押圧を加えながら刺激をする。
本来正常であればこの刺激によってくすぐったいなどを感じ、足趾を屈曲させ刺激から逃避する行動をとる(陰性)が、中枢神経系が障害されているような場合では、逆に足趾を背屈させ扇状に開き刺激に近づくような行動になる(陽性)。

チャドック反射 ▷ 下肢の病的反射

バビンスキー反射の変法である。
陽性:外果の下後方から前方にかけて刺激を加えると母趾が背屈する。

ゴードン反射 ▷ 下肢の病的反射

陽性:ふくらはぎをつまむと母趾が背屈する。

トレムナー反射 ▷ 上肢の病的反射

陽性:被験者の中指を掌側から上方向に刺激を加えると全指(特に母指)が屈曲する。

その他の上肢病的反射

ホフマン反射

簡潔に言うとトレムナー反射の逆。
被験者の中指を軽度屈曲させ検査者の示指と中指で固定し、爪側から下へ被験者の中指先端を弾く。全指(特に母指)が屈曲した場合陽性である。

ワルテンベルグ反射

被験者の母指以外を軽度屈曲させ、中指付近を打腱槌などでたたく。全指(特に母指)が屈曲した場合陽性である。

これらより導き出される解答

上記より答えは「トレムナー反射

まとめ

今回は病的反射について細かな内容ではなく上肢なのか下肢なのかを問うシンプルな問題でした。
上肢下肢だけではなく下顎反射など頭部においての病的反射もあります。また、細かな検査方法を問う問題も過去に出題されていますので、この問題が解けるレベルで満足せず、もう少し踏み入って把握しておくことをお勧めします。

その他

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