【生理】29回鍼灸国試解説【問32】

まずは問題を解いてみよう。

抗体について正しいのはどれか。
第29回 鍼灸国家試験 問題32
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

抗体についてひねって出しているように思えて消去法で簡単に解けるような問題。

抗体の種類

まずは簡単に抗体について下記表にまとめます。

IgM抗原が入ってきた際に一番最初に増加する。
IgA乳腺に含まれている。
IgG抗体が一番多い。胎盤を通過できる。
IgEアレルギーの際に働く。
IgD作用が不明。

選択肢の解説

IgA は粘膜表面に分泌される。

IgAには分泌型IgA抗体というのがあり、これは外界に触れるような目や鼻、喉、消化管の粘膜に分泌されます。赤ちゃんはこれを産生できないので、母親の母乳から得ています。

IgE は T 細胞が産生する。

IgEに限らず、抗体は基本的にB細胞(形質細胞)が産生する。

IgG は再感染で産生量が低下する。

IgGに限らず、免疫グロブリンは再感染によって産生は迅速に行われ、量も増加します。

IgM はアルブミンからなる。

IgMに限らず抗体はグロブリンからなる。

回答までのまとめ

選択肢の「IgAは粘膜表面に分泌される」はひとまず置いておき、他の選択肢をよく読んでみると消去法で簡単に答えられる問題かと思います。

免疫グロブリンはその名の通り、グロブリンですし、T細胞は指令するヘルパーTか細胞性免疫として直接攻撃するキラーT細胞でT細胞は抗体を産生しません。免疫はアレルギー反応やRh+とRh-での妊娠などでも理解してるかと思いますが、繰り返すごとに免疫反応は強くなります

その点を考えると置いておいた「IgAは粘膜表面に分泌される」以外の選択肢は消去できますね。

これらより導き出される解答

上記より答えは「 IgA は粘膜表面に分泌される。

まとめ

今回の問題は免疫について問われた難しい問題かと思いきや、免疫グロブリンについて簡単に理解しておけば、答えがよくわからなくても消去法から解けるような問題でしたね。本番でも同様な問題が出たとしても文章で惑わされずに冷静に解きましょう。

その他

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