【東臨】29回鍼灸国試解説【問130】

まずは問題を解いてみよう。

特発性三叉神経痛の好発部位に対する局所治療穴として最も適切なのはど れか。
第29回 鍼灸国家試験 問題130
以下、問題の解説です。
{{title}}
{{image}}
{{content}}

解説

この問題の意図

特発性三叉神経痛がどこに起きやすいかを把握していて、かつ経穴の部位を問う問題

三叉神経痛とは?

疫学

40歳以降に発症し、男女比は1:1.5~2とやや女性に多い。10万人に4~5人と言われる。

成因と病態生理

従来、特発性(原因不明)と考えられていた症例のうち約70%は屈曲した走行異常血管、動脈硬化性病変をもつ血管が三叉神経根を圧迫して起こるとされる。

症状

咀嚼、洗顔、髭剃りなどの動作の際に一側の顔面に針で刺すような電撃痛が生じる。痛みの持続時間は数秒間と短いが程度が強いため、患者はこれらの動作を避けるようになる。

選択肢の解説

経穴名部位解剖
陽白瞳孔線上 眉の上方1寸前頭筋
四白眼窩下孔部眼窩下神経(上顎神経)
印堂眉間中央陥凹部鼻根筋
魚腰瞳孔の直上 眉毛前頭筋

上記表をみますと、三叉神経を直接的に狙うことができる経穴は、三叉神経の枝である眼窩下神経(上顎神経)を通る「四白」となります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「四 白

まとめ

今回は疾患とその原因の神経、その神経が通る部位と経穴を把握しているかを問う問題でした。東洋臨床らしい問題でしたね。

その他

他の第27回鍼灸国家試験問題の解説も読む→こちら
他のはりらぼ!オリジナル問題2019の解説も読む→こちら
その他試験問題を解く→こちら
プレスリリースの掲載をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

はりらぼ!in LINE@はこちら!

友だち追加

Twitterも緩く更新中。
@harilaboteamのフォローよろしくお願いします。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事