【臨各】28回鍼灸国試解説【問63】

まずは問題を解いてみよう。

自己免疫機序が関与しないのはどれか。
第28回 鍼灸国家試験 問題63
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

貧血の種類とその発生機序を理解しているかを問うている

貧血の種類

末梢血液中の赤血球数、ヘモグロビン濃度あるいはヘマトクリット値が減少し、体内への酸素運搬能が低下した病態を貧血といいます。

貧血が発生する機序には様々あり、
鉄が欠乏して赤芽球内でのヘモグロビン合成が障害されることによる①鉄欠乏性貧血
細胞の核の成熟する際に必要なビタミンB12もしくは葉酸が欠乏して起きる貧血である②巨赤芽球性貧血
何らかの原因によって赤血球の寿命が短縮して起きる③溶血性貧血
多能性幹細胞の障害が原因となって骨髄の低形成、末梢血液の汎血球減少をきたした病態である④再生不良性貧血
以上の4つを国家試験では覚えておく必要があります。

このうち、自己免疫系に関係している貧血は、②巨赤芽球性貧血、③溶血性貧血、④再生不良性貧血です。
②巨赤芽球性貧血では免疫の異常により胃粘膜が萎縮してしまい乗じる場合や、③溶血性貧血には赤血球に対する自己抗体ができて自己の赤血球を破壊してしまう自己免疫性溶血性貧血があります。また、④再生不良性貧血のうち、特発性再生不良性貧血とよばれるものは自己免疫機序により造血幹細胞が障害されて生じます。
ですので、自己免疫機序が関与しないのは鉄欠乏性貧血となります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「鉄欠乏性貧血

まとめ

貧血には
①鉄欠乏性貧血
②巨赤芽球性貧血
③溶血性貧血
④再生不良性貧血
の4つがあり、このうち自己免疫系が関与しているのは②、③、④であることを覚えておきましょう。

その他

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