【解剖】28回鍼灸国試解説【問25】

まずは問題を解いてみよう。

脛骨神経について正しいのはどれか。
第28回 鍼灸国家試験 問題25
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

脛骨神経の解剖学的な位置関係を理解しているかを問うている問題。

脛骨神経と腓骨神経の走行

下腿の筋群を支配している神経には大きく分けて脛骨神経腓骨神経の二つに分けることができます。
どちらの神経とも、仙骨神経叢から分岐し、梨状筋の下孔を通り出てきた坐骨神経の枝で、大腿後面部を並走しますが、膝窩よりも上のあたりで分岐します。
分岐した後、総腓骨神経は腓骨頭の後面を通過し、浅腓骨神経と深腓骨神経に分岐し、前者は腓骨筋を、後者は前脛骨筋を支配します。

一方の今回の問題に出題されている脛骨神経は、腓骨神経と分岐した後は、膝窩の中央部付近を通過し、下腿の後面に位置する腓腹筋を支配します。

この様に脛骨神経と総腓骨神経の大まかな走行をおさえた後に、選択肢を見ていくと、
・腰神経叢の枝である。:仙骨神経叢の枝であるため不適切
・梨状筋上孔を通る。:梨状筋下孔を通過するため、不適切
・大腿二頭筋短頭を支配する。:総腓骨神経が支配しているため、不適切
・膝窩中央を通る。:脛骨神経は膝窩中央を通過しますので、正解となります。

大腿部において、脛骨神経は大腿二頭筋の長頭と半腱様筋と半膜様筋を支配し、総腓骨神経が大腿二頭筋の短頭を支配しているので、覚えておきましょう。

これらより導き出される解答

上記より答えは「膝窩中央を通る。

まとめ

坐骨神経の枝である脛骨神経と総腓骨神経はともに下腿の筋群を支配し、
脛骨神経は下腿後面の腓腹筋、総腓骨神経は下腿前面の前脛骨筋と下腿外側の腓骨筋を支配する。

その他

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