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【きゅう理】28回鍼灸国試解説【問152】

目次

まずは問題を解いてみよう。

第28回 鍼灸国家試験 問題152

問題152

透熱灸を避けるべき経穴はどれか。

解説

この問題の意図

灸の禁忌部位と各経穴の部位を理解しているかを問うている。

灸の禁忌部位は?

WHOの発行している鍼灸安全ガイドラインより直接灸の施灸は避けるべき部位
  • 顔面部
  • 化膿をしやすい部位
  • 戦争に大血管などがある部位
  • 皮膚病の患部
  • etc…

ですので、本問題では、各選択肢のうち禁忌部位の一つである顔面分に位置する経穴を探していきましょう。

選択肢の取穴部位

では、各選択肢の部位を確認していきましょう。

神堂

第5胸椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方3寸

風市

大腿部外側、腸脛靭帯と大腿二頭筋の間、直立して腕を下垂し、手掌を大腿部につけたとき中指の先端が腸脛靭帯の後方陥凹部

臑会

上腕後面、三角筋の後下縁、肩峰角の下方3寸

顴髎

外眼角の直下、頬骨下方の陥凹部

この様に各選択肢の取穴部位を見てみると、顔面部に位置するのは「顴髎」であるのが分かります。

この問題は、灸の禁忌部位と各経穴の取穴部位、二種類の知識が問われていますが、各々はそれほど難易度が高くないので、順番に解いていけば確実に正解できると思います。

これらより導き出される解答

上記より答えは「顴髎

まとめ

直接灸の禁忌部位は顔面部であることを覚えておこう。

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