【はり理】28回鍼灸国試解説【問144】

まずは問題を解いてみよう。

患者の体動により抜鍼困難が生じた場合の対応として適切でないのはどれか。
第28回 鍼灸国家試験 問題144
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

抜鍼困難時の適切な対象法に関しての知識を有しているかを問うている。

抜鍼困難がおこったら

特に鍼灸師が注意を払っていたとしても、本問題のように患者の体動など不意に発生する可能性があります。

ですので、皆さんが鍼灸師の資格を取ったのち、臨床を行っているときに適切に対処する十分な知識を有しているのか、つまり、患者さんに鍼を刺す資格があるのかを試すために出題されています。

では、抜鍼困難が発生した際の対象方法を選択肢を見ながら考えていきましょう。

まず、患者の体動により抜鍼困難が発生した際には、更に患者が動いてしますとより抜鍼しにくくなってしまいますので、動かないようにしてもらいます。
また、患者が緊張して力を入れてしまうと、鍼が抜けませんので、リラックスして力を抜いてもらいます。
さらに、体動した際に筋が緊張していますので、それが弛緩するまで待ちましょう。

ですので、「 患者をリラックスさせる。 」と「 筋緊張が緩解するまで待つ。 」の二つの選択肢は抜鍼困難時に行いますので、不適切の選択肢となります。

また、抜鍼困難時には、17手技のうち
・示指打法
・副刺激術
の二つの手技が行われています。
そのため、「 副刺激術を行う。 」という選択肢も不適切な選択肢となります。

最後に、抜鍼困難時には迎え鍼を行い、選択肢にある「 返し鍼を行う。 」は抜鍼困難時には行いませんので、この選択肢が正解となります。

ちなみに、「 返し鍼」は脳貧血の際に行う手技です。

これらより導き出される解答

上記より答えは「 返し鍼を行う。

まとめ

抜鍼困難時には
ますは、患者にリラックスしてもらい、筋肉の緊張を緩める。
示指打法と副刺激術、迎え鍼を実施する。
返し鍼は脳貧血の際に行う。

その他

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