【東臨】28回鍼灸国試解説【問138】

まずは問題を解いてみよう。

「26 歳の男性。主訴は腹痛と下痢。IT 企業でストレスの多い仕事に従事している。 1 日数回排便する。器質的な病変はない。」本症例の病証として最も適切なのはどれか。
第28回 鍼灸国家試験 問題138
以下、問題の解説です。
{{title}}
{{image}}
{{content}}

解説

この問題の意図

下痢を呈する患者の証をたてることができるかを問うている。

ストレスによる下痢を呈する患者の証をたてよう

本症例は先週配信した問137番との連問です。
そちらの問題で、本症例の患者は蠕動運動性下痢である可能性が高いことが分かりました。
では、その患者の下痢という症状を東洋医学的に証立てしていきましょう。

まず、東洋医学的に胃腸関係する臓腑は「」です。
下痢は胃腸関係の不調により生じていますので、まずは「脾」が虚していることが分かります。

次に、この患者は仕事によりストレスを受けています。
ストレスにより影響を受けるのは「」です。
そのため、「肝」も肝気鬱結が生じていると考えられます。

これらのことから、本症例の患者は、脾気虚とストレスにより肝の機能が失調している肝気鬱結が合わさった病証である「肝脾不和」であると考えられます。

これらより導き出される解答

上記より答えは「 肝脾不和

まとめ

ストレスにより 肝気鬱結 とそれに伴う 脾気虚 が同時に存在する病態は「 肝脾不和 」

その他

他の第27回鍼灸国家試験問題の解説も読む→こちら
他のはりらぼ!オリジナル問題2019の解説も読む→こちら
その他試験問題を解く→こちら
プレスリリースの掲載をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

はりらぼ!in LINE@はこちら!

友だち追加

Twitterも緩く更新中。
@harilaboteamのフォローよろしくお願いします。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事