【東臨】28回鍼灸国試解説【問127】

まずは問題を解いてみよう。

次の文で示す症状に対して罹患神経近傍へ施術する場合、最も適切な経穴 はどれか。 「手の骨間筋の萎縮がみられ、フローマン徴候陽性である。」
第28回 鍼灸国家試験 問題127
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

患者の病態から適切な治療経穴を導き出すことができるかを問うている。

フローマン徴候陽性となる疾患

本問題は、理学検査の結果から病態を推察し、その病態に合う治療経穴を導き出す問題です。

本症例の患者で陽性となっているのは、フローマン徴候です。

フローマン徴候とは、尺骨神経が障害された際に母指内転筋の筋力が低下することにより陽性となる理学検査です。
つまり、この問題では尺骨神経が障害されている病態に対して用いる治療経穴を選ぶ問題です。
尺骨神経は、前腕の尺側を支配しおり、肘から手関節にかけて尺側を走行しています。
尺骨神経の走行と支配する部位という解剖学的な知識を思い出したうえで、そこに位置する経穴を探してみましょう。

4つの選択肢のうち尺骨神経の走行している経穴は「小海」です。
この小海は、尺骨神経溝に位置しますので、尺骨神経麻痺を治療するにはぴったりの経穴です。
小海の取穴部位を覚えておけば比較的簡単に答えを導き出すことができますが、
他の選択肢である「尺沢」に引っかからないようにしてください。

尺骨神経麻痺と意識して選択肢をみると「尺沢」の尺の字に惑わされないように気を付けてください。
国家試験のようのうな四択問題では、引っかけるような選択肢が混ざっていることもありますので、焦らずにしっかりと見極めて回答するように習慣付けておいてください。

これらより導き出される解答

上記より答えは「小海

まとめ

フローマン徴候陽性の際には、尺骨神経領域に位置する経穴を治療点として用いる。

その他

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