記事上のボックスで関連内容を切り替えられます!

【リハ】27回鍼灸国試解説【問87】

まずは問題を解いてみよう。

変形性膝関節症に対する運動療法で最も適切なのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題87
以下、問題の解説です。
{{title}}
{{image}}
{{content}}

解説

この問題の出題者の意図

変形性膝関節症について理解する

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症はO脚(真っすぐ立った時に膝が離れている)になってしまったり、街中でペンギン歩きの様によたよた歩く人がいるのを見かけたことがあると思う。
それらをイメージしてリハビリテーションを行うとイメージしてください。

変形性膝関節症とは、硝子軟骨が傷んですりへってしまう病気です。これには“加齢”のように、病気やケガといった明確な原因が特定できない「一次性」と呼ばれるものと、膝の骨折、じん帯や半月の損傷、膝関節のねんざや慢性関節リウマチなど原因がはっきりとわかる「二次性」と呼ばれるものがあります。

社会福祉法人 恩賜財団済生会 変形性膝関節症 より

日本では加齢性による変性が多いとされ、比較的鍼灸臨床の現場でも遭遇しやすい疾患の一つではないだろうか。
そんな変形性膝関節症に対する正しいリハビリテーションを選べというのが今回の問題である。

結論から言うと解答は”水中歩行”である。

選択肢の中で唯一、膝関節に対して重力負荷を軽減させることが出来る(浮力を利用できる)リハビリテーション内容である事、
膝関節に疾患を抱えリハビリテーションを行う中で転倒リスク等二次的な怪我を防げるのは水中である事からもこれが解答肢となる。

変形性膝関節症自体が加齢による変性が起きやすいことを踏まえると、高齢者に多いことが想像される。
その中で高齢者の特性に合わせたリハビリテーションを計画または提供する必要が出てくる中で、その疾患特性と照らし合わせた際に水中歩行は適切である。
一方で階段昇降やジョギングは酷であるのが想像できるのではないだろうか。

自転車エルゴメーターも膝関節への負荷を減らせるので有効ではある。
しかしながら水中歩行よりかはその負荷軽減効果は少ないため“国家試験の選択肢”としては不適切である。
段階的にリハビリテーションを行うとした時に行う運動の一つとして含まれてもおかしくはないのではないだろうか。

これらより導き出される解答

上記より答えは「水中歩行

まとめ

国家試験専用の選択肢が出てくる問題。
よりリスクが少なくベストな問題を選択できるようにしよう。

その他

他の第27回鍼灸国家試験問題の解説も読む→こちら
試験問題を解く→こちら

はりらぼ!のLINE@が出来ました。
国家試験解説の記事が更新はもちろん鍼灸情報をお届けします!
以下のリンクより登録お待ちしております。

友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です