【臨総】27回鍼灸国試解説【問54】

まずは問題を解いてみよう。

感音性難聴がみられるのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題54
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

数少ない耳鼻科疾患の問題であることから、正しく感音性の意味を理解しているかを問う問題

難聴の分類

まずは難聴について確認しましょう。

伝音性難聴

伝音というのは、音を振動として変換機まで伝えるイメージです。

耳から変換機までの通路には外耳や中耳があります。この外耳や中耳は振動(音波)を鼓膜や耳小骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)を介して内耳まで伝えていきます。
この振動(音波)を伝える機能や通路に障害があった場合に起こるのが伝音性難聴です。

感音性難聴

感音というのは、振動を電気信号に変換して音として感じられるようにするイメージです。

変換機として働いているのが内耳(蝸牛・有毛細胞)です。
蝸牛の中にはリンパ液が入っており、耳小骨からの振動によって揺れます。その揺れを有毛細胞が捕捉し電気信号に変換するという仕組みになっています。
この振動(音波)を電気信号に変換する機能の障害によって起こるのが感音性難聴です。

選択肢の解説

上記の解説を踏まえて各選択肢について考えてみましょう。

急性中耳炎は中耳の疾患、耳管狭窄症は耳管の疾患(位置的には内耳の手前に開口する)、耳垢塞栓は外耳の疾患であり、これらの難聴は通路の障害によって起こる伝音性難聴に分類されます。

一方、メニエール病は内耳のリンパ水腫が原因となるため、変換機の障害によって起こる感音性難聴に分類されます。

これらより導き出される解答

上記より答えは「メニエール病

まとめ

数少ない耳鼻科疾患の問題ですが、選択肢によっては混乱してしまうことがあると思います。
感音性難聴と伝音性難聴になる仕組みをそれぞれ理解し、色々な疾患の選択肢が出された場合でも混乱せずに解けるようにしましょう。

その他

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