【臨総】27回鍼灸国試解説【問50】

まずは問題を解いてみよう。

咳・痰について正しいのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題50
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

咳・痰についてストレートではない方向から問われた問題

選択肢の解説

痰を伴う咳を乾性咳嗽という。 → 誤り

痰は細菌やウイルスを咳などによって体外に排出された粘液が主成分です。粘液が排出されているので乾いている咳ではなく湿性咳嗽になります。

気管支喘息の発作時は咳・痰は通常ない。 → 誤り

気管支喘息は気管支の炎症であり、咳・痰はあります。

血痰が出ても少量なら肺癌は考えない。 → 誤り

気道に近い部分で発生する癌で、肺門型肺癌では早期から血痰を伴います。

誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである。 → 正しい

誤嚥とは本来、口腔から食道に移動すべき食べ物などが気管に移動してしまうことであり、咳をすることによって気管から口腔に食べ物を押し戻す行為です。これは防御反応と言えます。

これらより導き出される解答

上記より答えは「誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである。

まとめ

今回はどのような疾患の時に起こる咳なのかというオーソドックスな問題ではなく、咳と痰について一歩踏み込んで、ストレートではない問題でした。しかし、生理学的思考が培っていれば知らなくてもなんとなく解ける問題かとは思います。ですので、このような問題と遭遇した際は、「知らねぇ」「やったことねぇ」とすぐ匙を投げてしまうのではなく、「生理学的に言えば、こういう理屈かな?」などポジティブな感覚で解いていくことをお勧めします。

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