【臨総】27回鍼灸国試解説【問46】

まずは問題を解いてみよう。

バレー徴候で患側上肢にみられる陽性所見はどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題46
以下、問題の解説です。
{{title}}
{{image}}
{{content}}

解説

この問題の出題者の意図

理学検査への正しい理解をしているか。

バレー徴候とは

錐体路障害を見つけ出す理学検査法の一つ。
錐体路は、遠心性の運動神経で延髄の錐体を通るものの事である。

脳梗塞など上位運動ニューロン障害が疑われる場合にベットサイドで行える検査の一つである。

検査方法を以下に示す。

手のひらを上にして両腕を前方に肩の高さまで水平に上げる。目を閉じてもらい両腕をそのままの位置に保ってもらう。麻痺がある場合、麻痺側の小指が離れ(第5指徴候)、上肢が回内(手のひらが内側に曲がりながら回る)しながら、次第に下に落ちてくる。上肢の錐体路障害では回外筋よりも回内筋の緊張が強くなり、伸筋よりも屈曲筋の緊張が強くなるため、このような徴候となる。

看護roo! バレー徴候 閲覧・引用

以上のことを踏まえると今回の問題の解答は「下降する」が正しい選択肢となる。

また、バレー徴候は上肢だけでなく、下肢もある。

ベッドにうつ伏せになってもらい、両膝関節が接しないように直角に曲げ、保持してもらう。麻痺側の下肢は自然に下降、落下したり、いったん落下して元に戻ったりするなどの症状を来す。下肢の錐体路障害では伸筋の緊張が屈筋の緊張よりも強くなるために、このような症状が出現する。

看護roo! バレー徴候 閲覧・引用

上肢・下肢共にどちらも維持ができず"下降"するがポイントであることを理解していただけただろうか 。

これらより導き出される解答

上記より答えは「下降する。」

+α覚えておきたい

理学検査において陽性所見項目としてしびれは良く挙げられる。
特に整形外科疾患における理学検査で国家試験的に問われる問題ではなおさら多い。
デルマトームと脊髄高位と合わせて理解するといいだろう。

まとめ

「検査名、検査方法、陽性所見、検査の意義」
単一で覚えるのではなくて、セットで覚えるようにしよう。
今回の問題は知ってれば得点できるイージー問題。
このような問題は確実に得点して合格に繋げよう。

その他

第27回鍼灸国家試験問題の解説も読む→こちら
2019年度はりらぼ!オリジナル問題の解説も読む→こちら
その他試験問題を解く→こちら
プレスリリースの掲載をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

はりらぼ!のLINE@が出来ました。
国家試験解説記事の更新はもちろん、様々な鍼灸情報をお届けします!
以下のリンクより登録お待ちしております。

友だち追加

Twitterも緩く更新中。
@harilaboteamのフォローよろしくお願いします。

Adsence




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事