【生理】27回鍼灸国試解説【問35】

まずは問題を解いてみよう。

脂肪の消化に関与しないのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題35
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

脂肪の消化について理解しているか問われる問題

脂肪の消化吸収について

水と油(脂肪)は相性が悪いのは知られていますが、ほぼ水でできている人体内でもこれは同様です。そのため移動や吸収にはひと手間かかることを覚えておきましょう。

消化吸収の順序

脂肪は小腸で膵液の成分であるリパーゼによって脂肪酸とモノグリセリドに分解されます。

脂肪酸とモノグリセリドは胆汁酸によって乳化され、さらに小さな水溶性の脂質集合体(ミセル)を形成し微絨毛表面に達し拡散によって吸収されます。

小腸上皮細胞内に取り入れられた脂肪酸とモノグリセリドは脂肪に再合成され白い乳状脂粒(キロミクロンorカイロミクロン)を形成したのちリンパ管に入ります。

選択肢の解説

胆汁分泌

食べ物が小腸に到達するとセクレチンとコレシストキニン(CCK)を分泌します。

セクレチンは肝細胞の胆汁分泌を促進し、CCKは胆嚢を収縮させ、胆汁酸分泌を起こします。

胆汁酸は脂肪を乳化させ消化酵素の働きを助け、さらに脂肪を小腸から吸収させやすい形にするためミセルを形成させます。

乳化作用

乳化とは脂肪を細かくすることです。

脂肪をより吸収させやすいようにするため胆汁酸により小さくします。

リパーゼ分泌

リパーゼは脂肪を脂肪酸とモノグリセリドに分解する膵液から分泌される消化酵素です。

アミラーゼ分泌

アミラーゼは唾液と膵臓から分泌される膵液に含まれる消化酵素です。

でんぷんをマルトースに分解します。

これらより導き出される解答

上記より答えは「アミラーゼ分泌

まとめ

今回は脂肪の消化吸収について理解しているかを問われる問題でした。

脂肪以外にも糖質(でんぷん→マルトース→グルコース)とタンパク質(タンパク質→ペプチド→アミノ酸)の消化吸収についても理解しておきましょう。

その他

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