【生理】27回鍼灸国試解説【問34】

まずは問題を解いてみよう。

伸張反射の反射弓に含まれるのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題34
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

鍼灸国家試験に頻回に出題される問題の一つです。
敬遠しがちな反射に苦手意識を持たずに簡潔単純に理解しましょう。

まずは反射について確認しよう。

反射名説明
伸張反射いわゆる腱反射
自原抑制反射時の過度な伸張反射を阻止する
拮抗抑制反射時の拮抗筋活動を減弱させる
屈曲反射痛みから逃げるような反射
皮膚反射皮膚刺激によって筋収縮を起こす反射

伸張反射の反射弓

それでは、出題された伸張反射の反射弓について確認しましょう。

※ワンポイント※
  • ここで注意が必要なのは、スポーツ系統で言われている伸張反射と生理学で言われる伸張反射の区別が必要であると言うことです。
  • 生理学で問われる伸張反射は基本腱反射のことを指していることを意識しましょう。
受容器筋紡錘
求心性神経Ⅰa群求心性神経
中枢脊髄
遠心性神経α運動ニューロン
効果器錘外筋

上述したように、伸張反射の反射弓は上から順番に示される通りとなります。
筋紡錘から脊髄、脊髄から錘外筋といった単純かつ速やかな流れで、瞬時に反応するものとなっています。

これらを踏まえて選択肢を確認してみましょう。

運動野は大脳皮質の前頭葉に存在します。伸張反射においては、脳は経由しないため、解答としては不適切になります。
脊髄後角は通るものの、反射弓という問いでは表現として適切ではありません。
Ⅰb群求心性線維はゴルジ腱器官につながり、骨格筋の張力を中枢に伝える役割で、
今回は骨格筋の張力ではなく、伸展度合いがトリガーとなる反射のため、Ⅰb群ではなくⅠa群が関与していることになります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「a 運動ニューロン

まとめ

今回の問題は、脊髄後角とα運動ニューロンで惑わせる問題でした。
国家試験的で疑わしき問題においては、よりBetterな選択肢を選ぶ必要があるのを覚えておきましょう。

その他

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