【生理】27回鍼灸国試解説【問31】

まずは問題を解いてみよう。

交感神経活動の亢進によって起こるのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題31
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

交感神経が活動する特徴を理解しているか問う問題

自律神経系の分類

自律神経系の遠心路は以下の2つに分類されます。

交感神経

交感神経は”闘争or逃走神経”とも表現されるように戦闘逃避が必要な状況下で活動性が上がる神経です。

咄嗟に動くことや敵対物に対応することを可能な状態にすることが役目です。

副交感神経

副交感神経はリラックスできる時、つまり安全な状況下で活動性が上がる神経です。

消化吸収などエネルギーを補給することや余計なものを体外に出す排泄行動を起こせる状態にすることが役目です。

以上をふまえた上で選択肢について考えていきましょう。

選択肢の解説

排尿筋の収縮

排尿筋が収縮すると貯めていた尿を排泄できます。
排泄は無防備な状況になりますので安全な状況下で行う必要があります。

ですので、この選択肢は副交感神経の活動性が上がった時の現象となります。

気管支筋の弛緩

気管支筋が弛緩つまり気管支が広くなると空気をより肺に取り込むことが可能となります。
戦闘や逃走時には持続的に身体を動かさなくてはいけなかったり、敵対物の反応を考えなくてはいけません。つまり、多くの酸素がエネルギー源として必要となります。

ですので、この選択肢は交感神経の活動性が上がった時の現象となります。

瞳孔括約筋の収縮

瞳孔括約筋が収縮すると瞳孔は小さくなります。こうなると光の吸収が減りはっきりと見ることができなくなります。
敵対物がいないような安全な状況下では周りをはっきりと見る必要がなくなります。

ですので、この選択肢は副交感神経の活動性が上がった時の現象となります。

内肛門括約筋の弛緩

内肛門括約筋が弛緩すると直腸で貯められていた便を排泄できます。
排泄は無防備な状況になりますので安全な状況下で行う必要があります。

ですので、この選択肢は副交感神経の活動性が上がった時の現象となります。

これらより導き出される解答

上記より答えは「気管支筋の弛緩

まとめ

交感神経がどのような場面で興奮する神経であるのか理解していると簡単に解くことができる問題だったと思います。

その他

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