【きゅう】27回鍼灸国試解説【問155】

まずは問題を解いてみよう。

関連痛に直接関与しないのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題155
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

鍼灸臨床においてもよく遭遇する関連痛について問う問題

そもそも関連痛とは?

関連痛とは、ある部位に痛みが発生するような刺激を受けた際に、痛みの発生源とは別の部位に痛みが発生することを言います。
主に内臓に痛みが発生するような刺激があった際に皮膚表面や筋肉に生じます。

なぜ起こるのか?

全身に神経は無数に分布しています。ですが求心性線維も遠心性線維も脳に行く手前、ないし脳から支配領域に行く手前で脊髄に入ります。この脊髄は神経1本につき1つあるわけではありません。何本もの神経が同じ脊髄を経由することになります。そのため、同じレベルの脊髄に入力される際に同脊髄を経由する皮膚や筋に痛み感覚が出現してしまいます。一般的に皮膚の方が痛覚を伝える神経が多いため、痛み情報が脳に伝達される際に内臓ではなく皮膚からの痛みと誤認識が起こるともされています。

選択肢の解説

広作動域ニューロン

触刺激から侵害刺激まで機械的刺激に段階的に興奮し、侵害刺激で最大に興奮するニューロンのこと。機械的、熱刺激、ポリモーダル受容器の刺激のいずれにも応じる。

Ⅰb群求心性線維

ゴルジ腱器官(腱受容器)に分布し腱の伸展具合を中枢に伝えている線維。

外側脊髄視床路

痛覚と温度覚を関与する伝導路

これらより導き出される解答

上記より答えは「Ⅰb 群求心性線維

まとめ

今回の問題では関連痛について細かく問われるような問題ではなく、ただ痛みに関係があるのか、ないのかを選択する問題でした。しかし、関連痛は臨床でも遭遇する可能性が高いためよく理解し把握しておくことをお勧めします。

その他

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