【東臨】27回鍼灸国試解説【問140】

まずは問題を解いてみよう。

「78 歳の女性。主訴は疲労感。最近、疲れやすく、動くのが面倒になった。意欲が 低下し、食欲も減退している。病院ではサルコペニアと言われた。」本症例の病証で最もみられる脈状はどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題140
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

西洋医学的病名と東洋医学的解釈をミックスした思考ができるか問われる問題

選択肢の脈について

滑脈痰飲や食滞で起こる脈
結脈血瘀や積聚、寒証で起こる脈
緩脈陽虚で起こる脈
弦脈肝気鬱結など気滞で起こる脈

本症例について

問題文から、主訴は疲労感であり、疲れやすく意欲も食欲も低下となっているので虚証であることがわかります。選択肢を確認すると虚証らしい脈は緩脈ですので、この時点で正解を導いても問題がないように考えられます。

サルコペニアとは?

上記で記載したようにサルコペニアについて知らなくても回答には困らない問題ではありますが、必要な知識ではありますので確認しましょう。
サルコペニアとは加齢によって生じる骨格筋量の低下とそれに伴った骨格筋力の低下のことです。一見、加齢により身体機能が低下していく自然な経過に思えますが、筋肉量の減少が急激である場合、疾患として対処すべきだと考えられています。

これらより導き出される解答

上記より答えは「緩 脈

その他

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